糖尿病の方が足を大切にしてほしい理由|毎日のフットケアで守れること

糖尿病の方にとって、足のケアはとても大切です。
「足の小さな傷くらい、大丈夫」
「タコや魚の目はいつものことだから」
「巻き爪は痛くなったら考えよう」
そう思って、そのままにしていませんか?
糖尿病では、神経障害によって足の感覚が鈍くなり、小さな傷や靴ずれなどに気づきにくくなることがあります。また、血流が悪くなることで傷が治りにくくなったり、感染が悪化しやすくなったりすることもあります。
小さな足のトラブルが、潰瘍や壊疽などの大きなトラブルにつながり、重症の場合には足の切断が必要になることもあります。
だからこそ大切なのが、毎日、自分の足を見ることです。
毎日、足を観察してみましょう
お風呂に入るときや靴下を履くときなどに、足を見てみてください。
- 傷や靴ずれはありませんか?
- 赤くなったり、腫れたりしていませんか?
- タコや魚の目ができていませんか?
- 巻き爪や爪の変形はありませんか?
- 水ぶくれはありませんか?
- 皮膚が極端に乾燥したり、ひび割れたりしていませんか?
- 爪や皮膚の色に変化はありませんか?
足の裏など自分では見えにくいところは、鏡を使ったり、ご家族に見てもらったりするのもおすすめです。
「痛くないから大丈夫」とは限りません
糖尿病による神経障害があると、痛みを感じにくくなることがあります。
そのため、傷ができていても気づかなかったり、タコや魚の目が悪化していても「痛くないから大丈夫」と思ってしまったりすることがあります。
大切なのは、痛みだけを目安にしないこと。
見て、触って、小さな変化に気づくことです。
小さな異変のうちに、適切なケアを
巻き爪、タコ、魚の目、爪の変形などは、「これくらいなら」と放置せず、早めに専門家へ相談してください。
また、傷、出血、腫れ、強い赤み、膿などがある場合や感染が疑われる場合は、サロンでケアをするのではなく、まず主治医や皮膚科などの医療機関へご相談ください。
糖尿病の方の足は、状態によって必要なケアが異なります。
足を守ることは、これからも歩き続けること
足は、毎日私たちの身体を支えてくれています。
糖尿病があるからといって、必要以上に怖がることはありません。
毎日足を見る。
清潔にする。
傷を作らない。
小さな変化を放置しない。
そして必要なときには、早めに専門家へ相談する。
そんな日々の積み重ねが、大切な足を守ることにつながります。
いつまでも、自分の足で歩き続けるために。
今日から、ご自分の足をちょっと丁寧に見てみませんか?
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