足爪の切り方と手入れ
普段あまり深く考えたことがないという方も多いと思いますが。
足の爪は、体の器官のなかでもとても小さな面積ながら重要な働きをしています。
体の割には小さな足の大きさ。
この小さな足で全身を支え、運び、様々な動作を可能にしています。
そのなかでも足爪は、地面を蹴る時に地面からの圧力を受け止めて力に変換し、体を移動させるという働きがあります。
足爪は、面積が広いほどその働きを生かすことができますので、爪の手入れについて書いてみます。
1、形と長さ:形は、四角に近い形。可能であれば真っ直ぐ横に切り、角だけ少しやすりでなめらかにする、スクエアオフという形に。
長さは、上から見て皮膚が見えないくらいの長さ。皮膚を覆うくらいが理想的です。
2、爪切りの選び方:足爪専用の、刃がカーブしていないもの。
手にしっくりきて握りやすいもの。切れ味がよいもの。衛生面からできれば、My爪切りを持つこと。手の爪の爪切りとは分けてください。
3、頻度:月に一度。伸びた分だけ。足の爪は平均して、月に約1ミリ程度伸びますので、手の爪のように頻繁に切る必要はありません。
4、切り方:理想の形「スクエアオフ」に近くなるように、爪の端から端まで切ります。
巻き爪になりますので角を切り込むことは避けてください。
すでに巻き爪のかたは、角が切りにくいと思います。ニッパーや、小さな刃のハサミで切りましょう。
白い部分を全部切る方がおられますが、切りすぎです。少しだけ白い部分を残すように、上手にカットします。
爪切りが終わったら、必ず、目の細かいやすりで、切り口を滑らかに仕上げましょう。
5、保湿する:爪は乾燥しますので、お風呂上がり、寝る目に、オイルやクリームで保湿することを習慣つけましょう。靴下を履く前にも保湿すると1日快適に過ごせます。
☆大切なこと。それは足を愛おしむこと。爪は皮膚の付属器官なので、毎日洗髪するように足もよく洗って清潔を保ちましょう。保湿も忘れずに!
☆切り方がよくわからないという方は、実際にお切りしますので、サロンへいらしてくださいね。